ArduinoもどきモードとBitBang書き込みモードの両立 ― 2022/07/14 01:10
秋月からAE-UM232RというFT232Rチップを使用したモジュールが販売されているのですが、これはよくAVRマイコンにBitBang方式でプログラム書き込みできることで知られています。 このモジュールはBitBangで使用する RI#/DSR#/DCD#/CTS# 信号ラインの出力端子があるので重宝されているのですが、いかんせん大きい。 DIP24ピンで幅が600mil(2.54mm X 6=約15mm)と、ちょっと普段使いしにくい大きさです。
私もAVRマイコン(ATmega48)に書き込みプログラムを書き込むのに使用したら、その後お役御免だと思っていました。 ところがいざマイコンプログラムを開発しようと思うと、設定変更でブートローダーを書き換えたいので、その度にマイコンチップを書き換え装置に差し替え直して、動作確認のためにマイコンベースボードに差し戻して・・・、という作業が起こり、その度にボードの設定を変更し直しとかとか、面倒だということがわかりました。
よく考えたら、AE-UM232RモジュールのBitBang書き込みには、シリアル通信のarduinoプロトコルで必要な TXD/RXD/DTR#/RTS# などの信号線を使っていません。 ならば、シリアル信号線も結線してしまえば、ブートローダー書き込みとArduinoIDEからのスケッチアップロードも、一本のUSB接続で両方できるんではなかろうかと。
結論:無事できました。 四苦八苦して結局使い方がわからなかったUSBaspLoaderより、なんぼか自由度が高かった (そのかわりArduinoIDEの設定修正が大変でしたけど^^)。 唯一の欠点は、AE-UM232RモジュールのUSBポートがmini-Bだということでしょうか(^^;。 百円ショップではケーブルが売ってませんでした(^^;;;。
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